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日本のここがおかしい

長年の米国でビジネスマン生活をリタイアして 帰国後、日本を覆う閉塞感を見かねて、ブログ をはじめました。5年後閉鎖となったので 引っ越しました。

2018-11

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総裁選挙

   自民党の総裁選挙を見ていますと5人の候補に殆ど政策の違いがありません。こういう選挙も珍しいですね。確かに理念が同じ人たちが集まっている政党ですから、政策に違いが無いのはわからないではないです。民主党など、野田総理が決めた税と社会保障の一体改革に他の三候補とも反対。野田さんが打ち出したTPP交渉参加も三人とも反対と全く正反対を唱えています。

   こうなるともう同じ政党とは言えません。小沢グループが離党しましたが、これが正しい姿であり、党に残っているのがおかしい人たちが対立候補として立候補しているのです。まあそれが民主党の本質を表しているといえばその通りですがね。赤松さんなんかは旧社会党出身ですからね。元々全く理念の違う人たちが選挙に受かるのに都合がよいという理由だけで野合した政党であるという事が良く分かります。ですから一つの政策を全党一丸で推進するなどという事は不可能なことが良く分かりました。あの政権交代の熱気のばけの皮がはがれて嘘みたいですね。

   ですからこの自民党の5候補の政策一致振りは自民党が一枚岩であることを示していてよいことなのかもしれませんが、しかしそれにしても政策の違いをもっと議論してほしいものです。

   各候補とも経済成長を図るという政策では一致しているでしょうが、どういうプロセスで実現するのか、方法論を議論して欲しいものです。予算の規模をどの辺に持っていくとか、規制緩和をどの程度実現するのかとか、非正規雇用や派遣にかんする規制あるいは規制緩和をどうするのか、農民への個別補償をどうして、農業の大規模化を目指すのか、目指すとしたらその方法はとか、年金問題をどうするのかとか、議論する事は一杯あります。それが全くなされず、三党合意は守る、TPPは慎重に、主権と国土は守るとか、基本理念だけ話しして、同じですねというようでは選挙になりません。選ぶ人は結局政策で選ぶなんていう事ではなく、どの人が受かれば自分に有利になるかで判断するだけだから、そんな論争は不要ということでしょうか。

   TPP問題にしても、各候補そろって慎重にと言います。農民票を当てにしているからでしょう。しかし農民と言うのは500万人くらいしかいないのですよ。配偶者や選挙権を持つその他の家族を入れても、1500万位かもしれません。その中の全員がTPPに反対しているわけではありません。積極的に輸出を目指している人や都市近郊で有機野菜を作っている人たちは反対していません。反対しているのは全国民から見たらマイノリティの米作農家ですが、必ず投票に行く人たちですから、この人たちの反発が怖いのです。しかし、だからと言って、マジョリティにとって良い政策をマイノリティのために止めるのはいかがなものでしょう。もうそろそろ、自民党も国民のあらゆる階層、あらゆる職業の人から万遍なく票を入れてもらおうという政策はやめるべきだと思います。

   東京選出の石原候補は都会派ですから、TPPをどういうのかなと思って聞いていたら、私は自由貿易論者ですが、あんな関税の自主権を放棄するようなのは話になりませんと切り捨てました。自由貿易論者という部分が保守、自由主義者の政策として、自民党の首相にふさわしいのですが、農民の反発を避けるために、中身に反発している振りをしているのでしょう。しかし、中身は交渉の問題であるし、すべての関税がすぐになくなるなんていう話にはなっていないので、交渉くらい参加したらよいと思うのですが、とにかくそういうと地方の党員票を取れないからの発言としか思えません。

   結局、選ぶほうの党員や国民が自分の利益になることしか考えていないから、選ばれるほうも本当に国の為になると思う政策を歪曲してしまうのですかね。国民を映す鏡が今の政治家の姿です。その背景は、人口の大多数を占める都会住民の無関心があるのかもしれません。都会の人たちが自分達の払った税金が国や自分達のために使われず、田舎に過剰に使われていることに怒りをもたないからです。毎日の通勤地獄や保育園も満足にない事に怒りを感じないのでしょうか?

   石破さんが京大名誉教授の田中美智太郎さんの言葉を引用していいことを言っていました。田中さんは、この国は主権在民ではないというのです。王政の国は王様が税金を集め、それを自分の好きなことに使います。国民は自分達のためにも使ってくださいという、お願いする立場です。民主主義では、国民は自分達のために税金を使う権利を持っているが、その使い方は主権者なのだから、自分が為政者なら何にどう使うかと言う発想で、その発想に合致した候補者に投票するべきものである。ところが今の日本は自分の所に高速を作ってくれとお願いして、それを聞いてくれる候補に投票する。主権者としての態度ではではないと。この国はまだまだ民主主義国家になれていないということです。

   
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まとめ【総裁選挙】

   自民党の総裁選挙を見ていますと5人の候補に殆ど政策の違いがありません。こういう選挙も珍しいで

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