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日本のここがおかしい

長年の米国でビジネスマン生活をリタイアして 帰国後、日本を覆う閉塞感を見かねて、ブログ をはじめました。5年後閉鎖となったので 引っ越しました。

2018-11

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都市と田舎

    自民党総裁選挙は次の首相を決める選挙といわれていますが、誰がなるのでしょうかね?安全保障、外交面では石破さんが頼もしく映りますが。石原さんはどういう人なのかよくわかりませんね。今まで彼の考え方を聞いた記憶はありません。一つだけ彼に期待するのは、彼が都会出身だということです。先日、維新の会が都市型政党だから期待すると書きましたが、人口の7割が住んでいる都会の国が、田舎出身の政治家に牛耳られている不条理を何とかしなければなりません。

   こんなことをいうと田舎の人には怒られるかもしれませんが、これまでの歴代首相は小泉さん、菅さん以外、すべてが田舎選出の議員でした。田舎では強固な組織票があり、投票率が高く、一票の格差も大きく、その地方のドンが当選を重ねます。年功序列の自民党では、当選回数により閣僚が選ばれ、その中から首相が選ばれてきました。

   一方、首都圏をはじめとする大都市圏では、労組票、医師会などの組織票以外は、企業経営者、商店主、大企業サラリーマン、中小企業サラリーマン、フリーターなど多岐にわたり、それらのなかでも、インテリ左翼的な人や、右翼的な人や、無関心層にわかれ、浮動票の割合が非常の高くなっています。そのため、田舎のように当選回数を重ねられる人が少なく、常に当落の危機に瀕している議員ばかりで、とても出世どころではない議員ばかりです。

   こうして田舎出身の議員が力をもち、税金は殆どが都会の大企業とサラリーマン、中小企業などが払っているにも関わらず、その金を地方にばらまかれてきました。地方出身議員と選挙民がつるんだ、一種の腐敗のようなものです。地方に公共工事を持って行くたびに、かかわった議員に票と政治資金が流れ込んだことでしょう。これが田中角栄以来の政治モデルです。

   こうして田舎に搾取された都会で起こったことは、世界の発展する大都市に比べて非常の見劣りする機能です。サラリーマンには過酷な満員電車、保育園も老人ホームも何年待ち。世田谷あたりの高級住宅地でも子供の通学路に歩道もなく、事故が多発しています。そして産業を発展させるためのインフラである、都会の道路、港湾、空港などへの投資も貧弱で、企業の研究開発や発展にも国の支援はお話になりません。韓国など官民一体で急成長しているのに。

   政治家にとっては当選する事が至上であることはわからないではありません。議員一人当たり、7000万ももらえるそうですからね。(給料だけではなく、いろいろな補助もふくめて)ですから、議員の地位にしがみつくのは仕方がないのでしょう。しかし、いくら田舎には確かな票があるからと言って、国の金をどんどんばらまいても、国は発展しません。北海道の原野に高速を通して、車と熊とどちらが多いというような投資?をして、国はもちろん、その地方が発展しますか?田舎の人はその人なりに努力はされていますが、良い牛乳をよりたくさん作るという程度の発展でしかありません。良い牛乳は必要ですが、しかし、国を引っ張る力はありません。

   地方に100も作ったコンテナ港にしても、殆どが住民の釣り場になっているのが現状です。横浜、神戸に投資していれば国がどれだけ発展したかわかりません。都市が国を引っ張ると言うのは世界の趨勢なのです。失われた20年と言われますが、その理由は、都市に再投資するべき金を、田舎の何の役にも立たない、高速や新幹線や、美術館などの箱モノに投資して、その維持費に又国から援助を受けると言う悪循環に陥らせた報いなのです。

   先日のテレビ討論で、自民党総裁候補の二人、石破さんと町村さんが、維新の橋下さんの、消費税の地方税化、地方交付税廃止論に対して、それでは自分の選挙区の鳥取、北海道が税収が少なくて、やっていけなから、話にならないと切り捨てていました。こういう地方は都会にぶら下がって今の経済水準を維持しているので、自分たちで自立しようと言う気概が全くないので、ガッカリします。北海道など明治が始まって以来、一度もその地方で出来た税収で、行政経費やインフラ整備その他の歳出が賄えたことがないのです。ほとんどの地方が三大都市圏で出来た税金にぶら下がっているのが日本の構図でしょう。なさけない国です。

   その点から考えても、これからの政治を担うのは都会出身の人にならないと経済力的にも人工的にもおかしいとおもいます。田舎の人は都会に移ればよいのですし、現に多くの人が移りました。そして競争力のある人は田舎に残り、大規模農業を営むなりして、豊かな生活も可能です。アメリカやオーストラリア、カナダなどはそうなっています。

   余談になりますが、今の田舎では多くの小規模農家がひしめいて、農業だけでは食えないと文句を言っていますが、あれは戦前の大規模農家に雇われていた小作農家が進駐軍の政策で自分が雇われて耕していた農地を取得した結果小口農家が多数誕生してしまった結果なのです。もともと自分たちのものでなかった、農地をただ同然で得たのですから、文句をいうのもいかがなものでしょう。農民は土地に愛着があると言いますが、先祖代々の土地というわけでもないのですから。あんまりTPP断固反対などと言って、国の足を引っ張らないで欲しいものです。
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まとめ【都市と田舎】

    自民党総裁選挙は次の首相を決める選挙といわれていますが、誰がなるのでしょうかね?安全保障、

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