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日本のここがおかしい

長年の米国でビジネスマン生活をリタイアして 帰国後、日本を覆う閉塞感を見かねて、ブログ をはじめました。5年後閉鎖となったので 引っ越しました。

2018-11

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政界再編

紆余曲折ありましたが、ようやく税と社会保障の一体改革が成立し、商店は解散の時期になりました。しかし、民主、自民いずれが政権をとっても、参議院では過半数に達せず、ねじれが解消されるわけではありません。決められない政治が続くことになります。

  打開策は政界の再編しかありません。そもそも今の政治がこんなにもたもたしている原因はねじれもありますが、民主党が野合政党だからです。だれかが、選挙互助政党だと言ったのもあたっています。自民党からはみ出た人たち、凋落した旧社会党の残党で、社民党に入るよりは選挙に有利だろうと入った人たち。政権交代ムードのなかで、議員になりたくて当選した人たち。労働組合の代表達。その他諸々が選挙を有利に進めるために民主党を作り、入党しました。要するにこの党には一本の思想と言うものがないのです。ですから、重要な政策、法案が出てくると、各議員は自分の当選にとって有利か不利かという発想でしか考えません。

   一方の自民党も民主党ほどではありませんが、ばしっとした思想がありません。冷戦時代は自由主義を守るという思想がありましたが、それとともに財政資金を全国万遍なくばらまいて、票と利権をえる政治モデルを田中角栄が作りました。高度成長までは財政資金が豊富でしたから、このモデルが成功しましたが、バブル崩壊とともに財政資金が枯渇しました。それでも経済たてなおしと言う大義名分があったために国債を乱発することにより、このモデルを続けました。

   しかし冷戦も終了し、国民はこのモデルに懐疑的になってきました。このばらまきが成長分野に重点的に投入されるのではなく、全国くまなくハコモノや経済効果の薄い地方空港その他の公共工事に配分され、一時的に土建業者などの仕事を増やしただけで、日本再生につながらなかったからです。自民党議員も自分の選挙ばかり考えて、選挙の助けにならない成長分野などを否定し、すぐに票になる土建業者むけのばらまきしか出来なかったのです。これに対する国民の疑問が細川内閣を生み、その後政権を取り戻しても、公明党の援けなしには衆議院で過半数を得られず、参議院では公明党の援けでも過半数割れになりました。

   この状況を打開しようとしたのは新自由主義を掲げた小泉内閣でした。この内閣は一つの思想の元に、小さな政府を目指し、公共工事によるバラマキを止め、規制緩和を行い、財政の均衡を目指し、郵政公社、道路公団の民営化を実行しました。人気が出たのは、こういう政策によるというよりも、一つの思想に基づいた政策を実行したからです。

   小泉首相が引退した後は、リーマンショックなどがあり、景気が低迷し、格差が拡大しましたが、民主党などはこれらを小泉政策の結果だと批判しました。実際に景気が悪く、格差も拡大したので、国民は現象面だけ見て、民主党の主張に乗り、政権交代を認めました。しかし、これが大きな誤りであった事は今、明らかです。

   民主党は新自由主義に対抗するために、社会民主主義的な政策を作りマニフェストに掲げました。しかし、これが野合政党である民主党の本来の思想であるはずがありません。一部の旧社会党系の人たちは社会民主主義的な気風は持っていますが、元もとの自民党のばらまきによる票と利権の政治モデルの元祖のような小沢グループが本当に社会民主主義を信奉しているとはとても思えません。野田さんはじめ松下政経塾出身の有力議員たちの本来の思想も社会民主主義とは思えません。単に小泉内閣のアンチテーゼとして出した政策に過ぎない社会民主主義政策が保つ筈がないのです。

   私自身は格差の拡大は新自由主義のせいだとは思っていません。原因はグローバリゼーションであり、中韓と同じ仕事しか出来ない日本の労働者の賃金が中韓の賃金に近づく過程にすぎないのです。日本でも同一労働同一賃金がさけばれていますが、これが世界規模に起こるのは必然であり、これを防ぐには鎖国するしかありません。新自由主義とは関係ないのです。これまで日本の労働者だけが良い賃金を得られたのは、冷戦で、東西に大きな壁があり、西側だけが壁にかこわれて居たことと、発展途上国が離陸していなかったから、日本の労働者の賃金が壁の中では比較的低かったからなのです。この壁が壊れたので、安い労働が壁を越えて津波のように押し寄せてきているのが現状です。

   政界の再編ですが、私は新自由主義の信奉者と、社会民主主義の信奉者
を軸に行われるべきだと思います。これが西側先進国の潮流です。その上で、今の日本人はちょっと依存性が強すぎるので、自分の面倒は自分で見る、人を頼らないという、新自由主義的気風を強めることが、今の日本を立て直す鍵だと思っています。神輿を担ぐ人とぶら下がる人のバランスの問題ですが、担ぐ人が圧倒的に多い社会を作らないと社会はなりたちません。

本当の困窮している人を少しはぶら下がらせてあげる事はやぶさかではありませんが、みんなが担ごうという気概をもった国民に、精神の入れなおしが必要です。そんな時に、社会民主主義を標榜する政党に政権をとらせたら、担ぐ人は減るばかりです。最低保証年金7万円が若しきまったりすると、まじめに働こうとしなくなります。元々日本のような農耕民族はそうでなくても、互助的風土が強く、困れば助けてくれるという依存心がつよいのですから。社会民主主義というのは、独立心が強い、狩猟民族の国だからこそ成り立つのではないでしょうか?
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