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日本のここがおかしい

長年の米国でビジネスマン生活をリタイアして 帰国後、日本を覆う閉塞感を見かねて、ブログ をはじめました。5年後閉鎖となったので 引っ越しました。

2018-11

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いじめのワクチン

   いじめ問題について考えてみます。いじめという行為自体は日本だけのものではなく、世界中でありますし、子供間だけのことでもありません。他人どうしが狭い空間で共存しているのですから、好き嫌いがあるのもあたりまえです。強いものから弱いものへの攻撃がなくなるという事は考えられません。

   問題はいじめの定義です。いじめというのは継続的に特定の人に対して攻撃することで、暴力をともなう場合と口だけのばあい、それから無視やいやがらせなどの行為などが考えられます。どの程度からいじめでどの程度なあそびの範疇なのか?実際には明確な線引きはできないでしょうね。

   先日、ある相談サイトで母親が、六年の息子が友達数人と祭りに行ったら、息子だけがかばんの番をさせられて他の子が遊びに行き、泣いて帰って来ました。これっていじめでしょうかという相談がありました。確かに不公平ではありますが、漫画のどらえもんで、ジャイアンがやっていた程度のことです。それでも、その行為が継続的に行われて、その子が強い精神的打撃を受けたとしたら、いじめということになるでしょう。子供によっては、自分は今、肉体的に弱いのだから、強いやつに従うのは仕方が無い、その内、勉強して俺の方が社会の強者になってやると我慢する子もいるでしょう。

   私自身も小学校の頃、転校生だったせいもあったかもしれませんが良くいじめられました。しかしいつの間にか耐性が出来て、ちょっとの間我慢していればよいのだという事がわかりました。平気な顔をしていたら、その内やられなくなりましたが、私が私立の受験校に進んだ頃、家の前を通った日雇いの土木作業員を見たら、一番たちの悪いいじめっ子だったことがありました。別に勝ったとは思いませんでしたが、小学校での強弱など、束の間の台風だったのだなと実感しました。それと、いじめられたことにより、自分の心が鍛えられたという気がします。後の社会に出てからの自分に随分役にたちました。

   こう考えると、いじめかどうかは被害者の強さの度合いによるということになります。そして昨今、いじめ事件が増えたという事は、弱い子が増えたということかもしれません。少子化の影響も大きいでしょうね。昔は兄弟が多かったので、いつも食べ物やおもちゃのとり合いなどで喧嘩していました。弟は兄からいじめられることも多かったでしょう。学校へ上がる前から、近所で遊んで、いじめの体験を積むことが出来ました。近所ではいじめる側もそんなひどい事はできませんからね。お互いの親の目がきになりますから。

   そういういわば予防注射を打ってもらってから学校へ上がると、本格的ないじめがあっても耐える力が働きます。そして一度耐えてしまわれると、いじめる側も面白くないので、別のターゲットを探します。弱い子はすぐ泣いたりして面白いから継続するのでしょうから。

   そのように考えると、兄弟が少ないこと、近所での遊びが無いこと、それと親の過保護などで、攻撃に対する予防注射が打たれていない状態で学校に行くからいじめ問題がおこるのだという気がします。幼児期に耐性をつけてあげることがいかに大事かという事です。これが社会に出てからもいかに大事なことかは自分も実感しています。就職後もいやなことが一杯ありましたが、その時だけのこととして、やり過ごすことができました。家族にも愚痴は言ったことがありません。

   ですから私は、加害者の責任は責任として、親にもかなり責任があると思います。最近の家庭では子供を外に遊びにやらないそうですからね。いつも自分の目の届く範囲にいさせて、保護の体制をとって、可愛がられているのですから、耐性などできるはずもありません。かりに近所や親戚の子が遊びに来て、喧嘩し出しても、すぐ止めずにやらせておけばよいのです。それも訓練ですから。

   アメリカでは小さい頃から夏休みにはたいていの家庭では夏休みに子供を何週間もキャンプにいかせます。親も子育てから解放されるというメリットもありますが、子供にサバイバルを教えるとともに、社会生活を体験させて、耐性をつけさせるのが目的です。日本のように少子化でもありません。アメリカの学校にもいじめはありましたが、日本のように自殺にいたるというケースは聞きません。大体、大人を含めた自殺は日本が世界一ですから、いかに日本の子供も、若者も耐性を持っていないかがわかります。幼児期にもっとワイルドに育てることをお勧めしたいですね。>
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コメント

 アメリカでもいじめを苦に自ら命を絶つケースはあるようです。日本ではあまり知られていませんし、日本でも年に数回程度ということを考えると、いじめで……というのは実はそんなに珍しくないことなのかもしれませんよ。
 だからと言っていじめを容認するわけではありません。あしからず。

アメリカは日本以上のいじめ社会ですよ
幼稚園からミーン・ガール(意地悪女)なんて単語は流行っていましたし、中高でも勝ち組負け組はハッキリしていて、自殺者や逆に加害者のやりすぎで殺されたりなんてのはざらにあります

もみ消しも加害者が地域有力者ならば通りやすい

日本のいじめとはまた別の陰湿さがあります

日本の子供が弱くなったことには同意しますが、だからといって加害者が悪いのは変わりませんね

一番たちが悪いのは、主犯格に追従したり見てみぬふりする周囲ですが

「いじめられる側が悪い」という話がでるのは、一人を悪者にしてさえおけば、大多数(多くの人間は自分を大多数側と思い込みたいもの)の物言わぬ加害者は悪くないという言い訳に思えます

あと、いじめられっこは平気なふりを貫くか、いちど周囲にわかるくらいにガッツリ反抗するなど行動で示すことが大事ですね

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