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日本のここがおかしい

長年の米国でビジネスマン生活をリタイアして 帰国後、日本を覆う閉塞感を見かねて、ブログ をはじめました。5年後閉鎖となったので 引っ越しました。

2018-11

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官僚国家

   今又いじめ問題がマスコミの話題となっています。この問題は今に始まったことではありませんし、日本だけの問題でもありません。いじめ自体は学校だけではなくどこにでも存在する問題です。しかし、いじめを苦に子供が自殺するとなると、やはり異常な自体です。どうしてそんなに追い詰められるまでまわりが気づいてやれなかったのか大きな疑問がしょうじます。校長や教育委員会の話を聞いていると、いかにも自分達の組織や立場を守ることが第一であるという態度がみえみです。

   こういう官僚主義的な人たちに教育されている子供達は不幸ですね。もちろん教師の中には情熱的で、何とか子供達を良くしようとがんばっている人たちもいるのでしょうが、大部分の大人たちは、職業として教職を選び、文部省を頂点とする教育官僚の世界に組み込まれて、個々の立場と組織を第一に考える習性をもっているように思えます。

   日本が今のように停滞している事自体が、教育官僚たちの超保守主義、保身主義から来ているのではないでしょうか。保守とは自分の身と組織を保守するという事です。文部科学省が決めた指導要綱にしたがって教育委員会が学校の教え方から、教員の人事まで指示する仕組みのようです。大津市の市長が教育委員会に全く介入できないと嘆いていました。民意で選ばれた市長が、民意で選ばれていない官僚を指揮するのが民主主義ですが、教育界ではそうはなっていないという事です。

   そして、受験勉強を勝ち抜いてエリート官僚になった文科省のトップが日本の教育のすべてを取り仕切っているとしたら、自分達の成功体験を変えられず、十年一日のごとく、受験のための詰め込み教育を実施し、世界に通用する人材の輩出を阻害しています。いまや先進国の教育は、子供達にいかに考える力をつけさせるかという事に主眼を置いています。知識などは検索すればあっという間に出てきます。しかし、考える力をつけることに教育方針を変えたら、教師の再教育や入れ替えが必要となります。予算も必要になります。保守的な官僚にとっては革命的な変革ですから、官僚に出来る事ではありません。

   話は飛びますが、テレビ番組で、実業家の豪邸拝見という番組をやっていました。その家の成金趣味の話はさて置いて、この人の成功の話しが興味深かったです。学校をでてサラリーマンをやった後、独立して起業したが、借金5000万を抱えて倒産。傷心のままアメリカにぶらりと出かけました。そこで、アメリカ人が好きな事を仕事にする人たちだという事をしりました。自動車が好きな人は、自動車の修理屋をやったり、コンピューターオタクはSEなど関連の仕事についたりです。そしてぶらぶらと田舎を放浪して原住民の居住地域に居候して、そこで、彼らが使っている石のアクセサリーに魅せられます。自分もこれを作ってみたいと修行して帰国、石のアクセサリーショップをつくります。これが大成功したのですが、成功の秘訣はとにかく好きだったからといいます。最初に開いた商店街は7時でしまるのですが、自分は深夜まで製作しているので、どうせならと店も開けておきました、そしたら若い人たちが深夜にどんどんやってきて飛ぶように売れるようになったという事です。好きだから出来たことです。

   日本の学校では好きなことを徹底的に勉強することを否定します。そんな事をしていたら受験できないからです。すべての科目を万遍なくやりなさいです。これでは天才的な人はうまれません。ビル・ゲーツは学校で一台だけあったコンピューターばっかりいじっていて、他の勉強はあまりしませんでした。マイケル・デルは親から買ってもらったパソコンを届いたその場で分解し、何とかどうなっているのかその仕組みを知ろうとしたそうです。その後も新聞配達をしながら、パソコンや部品を買っては、組み立てたり壊したりして遊んでいました。親は最初はせっかく買ってやったパソコンをすぐ分解したので起こりましたが、その後は好きにさせたそうです。

   先ほどの成金の社長さんは大人になって、一度倒産してから、やっと好きな事を見つけて成功しましたが、アメリカでは小中学校から好きな事を見つけさせています。そして何かを得た人はビルゲーツのようにハーバードなど一流大学に入れます。もちろんサラリーマンなんかになるつもりはありません。在学中に起業して、大学も辞めてしまいます。アメリカではサラリーマンになるのは才能のない人とみなされるくらいです。

   日本では官僚の指導のもと、学校は官僚を作る目的で作られ、トップクラスがエリート官僚になり、次が一流会社のサラリーマン官僚になるというような、学校は官僚養成所のようになっています。特に公立は。親もこの文科省の指導方針に毒されて、子供をエリートにしたいと切望し、好きなことに打ち込みたい子供をしかります。

かくしてこの国は壮大な官僚国家になっています。せめて民間の会社に入った人は官僚主義に毒されなければよいのですが、上司の顔色を伺い、自分の意見を言わないか、考えを持たないサラリーマンが多いですね。考えを聞かれたら、上司の考えを推測して、当たったら、上司がほめてくれるなんていうのが実態でしょ。上司の間違いを正すなんていう人はあまりいません。官僚国家日本を、自由人の集まりの国に変えないと、経済の再成長は起こらないでしょうね。
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