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日本のここがおかしい

長年の米国でビジネスマン生活をリタイアして 帰国後、日本を覆う閉塞感を見かねて、ブログ をはじめました。5年後閉鎖となったので 引っ越しました。

2018-11

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ギャンブル

  日本人は世界的にみると、ばくち好きという事はないでしょうね。許可されているのは公営の競輪、競馬、自転車やボートレース、たからくじ位のものです。石原東京都知事や橋下大阪市長がカジノ開設の特区をつくれと主張していますが、できそうにもありません。税収増や経済活性化の一助になると思うのですが、日本にはばくちは反倫理的と言う感覚があるのと、ばくちにのめり込んで悲惨な境遇に陥る人がいるからというのが反対の理由でしょう。

  倫理観はともかく、悲惨な人が出るなんていうのは大きなお世話のような気がしますが、どうでしょうか。自己責任の問題ですからね。日本には外国にくらべてばかな人がいるから、彼らが馬鹿な行動に走らないように賢い人にまで規制を掛けようという、日本独特のおせっかいもあるでしょうし、警察の利権になっているパチンコ産業を保護する為という側面もあるのでしょうね。

   私自身はギャンブルは嫌いです。あんな運不運で金を失うのが馬鹿馬鹿しいからです。そのおかげで悲惨な運命に陥らなくてすんだとは思っていますが、しかし必ずしもそれが良い性格とも言えないとも思っています。サラリーマン人生を無難に過ごしてきたとは思いますが、実際には人生の内、何度もギャンブルをしてきました

結婚もギャンブルでしょうし、転勤が多かったせいで、家なんか何度も売り買いしました。その殆どは損をしなくてすみましたが、運が良かっただけのことでしょうね。もちろん、買う時にこれは良い家だと思った直感が正しかったとは言えますが。これなんか実際にはゴルフの握りで何千円かけているのよりははるかに大きなギャンブルですが、ゴルフの握りは損したくないからいや、家を買うのは好きというのは矛盾でしょうね。ばくち好きの部下に、自分はゴルフやマージャンでかけるのは好きだが、あなたみたいな大きな賭けはようやらんと言われたことがありました。そんなものかなと思いました。

   しかし考えてみれば、起業家精神が欠如していると言われる日本人は、ばくち嫌いと共通しているのではないでしょうか。安定した大企業のサラリーマンが一番良いというのが日本人の大部分で、会社を起業するなんていう危ない事はやめておきなさいというのが本人も、周りの人も思っているでしょう。これは大きなギャンブルですからね。しかしこのギャンブルなくしては個人の資産も増えませんし、経済も活性化しません。新しい事というのは未知ですからね。もちろん努力が必要ですが、環境の変化など、運も左右します。知り合いにアメリカで退職後、住宅関連の起業をした人がいましたが、2年ほどたってリーマンショックが襲いました。お気の毒というほかありません。

   しかし、今の日本の経済の低迷はこの日本人の気質と大いに関係があると思っています。サラリーマンが自分でリスクをとらないのでは会社が新しい方向に行けるはずもありません。こうしたらどうだろうと思いついたら提案するまではそれ程リスクはありません。しかし、それは良い、君がやれと言われたら、個人的なリスクを負います。失敗したら会社にいられなくなりますし、失敗しないまでも、その過程ではそれまでの平凡な生活は一変してしまいます。だから自分から言い出すのはやめようと考えている人がほとんどです。でもギャンブル好きなら、失敗のことなどかんがえません。儲かる事だけを考えて行動をおこします。そういう性格の人が日本には少ないから日本人は保守的だと思われているのです。

   中国人はギャンブルが好きですね。世界のカジノでも目立つのは中国人です。白髪三千丈という言葉があるように、言う事のスケールが桁はずれていますが、彼らのばくちもビジネスも見ているとやることもでかいですね。今の日本の大手家電メーカーの苦境も、中国や韓国の大胆な投資についていけないからでしょう。台湾の鴻海など、生産受託業務(EMS)だけやりながら、生産の手間賃だけで10兆円もの売り上げを上げるそうですが、壮大な規模で設備を作るから安い手間賃で生産を請け負っても利益が出るのでしょう。日本人の思考のスケールではついていけません。私が現役の時も、日本の感覚で考える規模と全く違う次元で商談が起こるので戸惑ったものでした。

   やはり我々日本人は島国根性で、大陸的な発想についていけない面があります。サムソンの下請けになって部品を供給するくらいが性にあっているのかもしれません。しかしそれでは寂しいので、われわれももっとスケールの大きな人間になろうではありませんか。大事な事は失敗を恐れないことですが、
そのためにはあまり失敗した時の事を考えず、うまく行った時のことを考えることです。規模の問題でも失敗したら損が大きいからまずこの程度で始めてみようなんて考えていたら永久に成功しません。やる前にこの事業の成功のために適正規模を考えて、いきなりその規模にもっていかないとダメなのです。それで社内を説得できなければやめた方がよろしい。大規模にやって失敗したら責任をとって辞める覚悟だけしておけば良い事です。失敗しても個人財産をとられるわけではないですから、一般の起業とは違います。常に辞表を懐にいれていないとサラリーマンは良い仕事は出来ないものです。
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