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日本のここがおかしい

長年の米国でビジネスマン生活をリタイアして 帰国後、日本を覆う閉塞感を見かねて、ブログ をはじめました。5年後閉鎖となったので 引っ越しました。

2018-11

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年金問題の本質

   野田さんの、税と社会保障の一体改革、上手く行くのですかね?少子高齢化が進むと、挙句は、一人の現役の人が一人の高齢者を支えなければ成らなくなると言うことです。そこまで行くのはまだ大分先のことですが、そういう時代が来たら、どんなやり方をしても機能するとは思えませんけれどね。

   どういう計算かは知りませんが、現役と言っても、十分な所得のない人も居ますでしょうし、失業者もいます。働きたくても働けない人がいますから、数字上一人が一人と言っても、実際には一人が1.5人を養わなければならないかもしれません。そんな世の中になったら、日本から脱出する人が増えるでしょう。特に所得の高い人、稼げる人程脱出するので、残された人は経済力の低い人が多数を占めることになるでしょう。ますます機能しなくなります。

   そうなる前にどこかの時点で社会保障を国が放棄するかもしれません。よくよく考えてみると、社会保障制度というのは本当に必要なものなのでしょうか?日本の年金制度というのは現役世代が高齢者世代を支えるという仕組みです。戦後この制度が突然導入された時は高度成長で、人口も増加しつつあったわけです。ですからこの制度が機能すると考えられました。現役世代が高齢者よりはるかに多かったので、殆ど保険金を支払っていない年寄りにまで年金を大盤振る舞いしました。高齢者にとってはありがたいことでした。

   しかし、その時払いすぎたつけと、人口構成が逆になるマイナスとがダブルで年金財政を圧迫する時代が来るわけです。本来、保険と言う考え方なら、確定拠出型のごとく、自分が支払った額に運用益を加えた額しかもらえないはずですし、その分は確実にもらえなければ困ります。しかし、現行の賦課方式は全く幻想の高度成長と永久に続く人口増加という前提に実施されたのですから、持続可能なはずがありません。それは税方式にしようが同じことです。消費税でカバーするというのなら、確かに年金受給者も支払うので、現役の負担が緩和されるかのように見えますが、それは受給者の実質受給を減らすのと同じことです。その結果、高齢者が生活出来なくなるのなら年金の意味はない事になります。

   高齢者にしても自分が払ったよりはるかに沢山の金がもらえるのが当然だなどと考えるのはずうずうじい話ですよね。もっともそう錯覚させた政府が悪いのですが。結局、大きな政府にして、国が国民の老後生活に介入するからこんなことになったのではないですか。しかもその動機が、政治家の票の期待と官僚の権限拡大欲から来ているとしたら、だまされた国民も馬鹿ですけれど。

   そもそも自分の老後は自分で準備するのが本当でしょ。昔の人は年金なんかなかったので、みんなそうしていました。その方法は自分で資産を蓄えるか、自分の面倒を見てくれる子供を作るかです。多くの人はできるだけ沢山の子を作って、その中の一人でも優秀で、やさしい子が出来る事を期待しました。もちろん、甘ったれた子を作ったら目的は達せられませんから、しっかりと教育しました。発展途上国では今でもこの方式が主流でしょう。

   所が日本では老後は年金でやっていけると国が錯覚させたので、現役時代は目一杯金を浪費し、子供は最小限、しかも甘やかすだけ甘やかして、老後の面倒などとても見てくれる子など育ちません。下手したら親の年金にぶら下がろうという本末転倒親子まで出るありさまです。

   しかし、この制度で受け取る年金は、子供の世代の稼ぎから来るしかありません。自分が頼りない子を作ったり、子を作らなかったとしても、政府を通じて他人の子供が自分を支えてくれると錯覚したのですかね?そこまで考えずに、国がやっていることだからと安心していたのでしょうね。しかし、現実は自分の子であろうと、他人の子であろうと、国全体として、しっかりした子が十分の数居ないと年金はもらえないという事がやっとわかってきたのです。

   今の若者世代は、親世代のために年金を払わされて、自分達はもらえないからばかばかしいと考えているでしょうね。確かにお気の毒です。しかし、自分達が親世代のために払わなければならない理由は親が自分を生んで、育ててくれたからであり、自分達がもらえない理由は自分達が子供を十分作らないからだというのも一面の真実です。今の若者は文句ばっかりいうべきでもないでしょうね。

   いずれ将来、この制度が崩壊するとしたら、再び、原点に戻って、老後のための資産を作るか、面倒を見てくれる子供を育てるかという時代になるのでしょうね。それしか、老後生きていく道はないわけですから。その時が少子化に歯止めがかかるときです。その時国がしゃしゃり出て、再び同じ過ちを犯さないことですね。私が生きているうちに起こることではないでしょうが。
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