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日本のここがおかしい

長年の米国でビジネスマン生活をリタイアして 帰国後、日本を覆う閉塞感を見かねて、ブログ をはじめました。5年後閉鎖となったので 引っ越しました。

2018-11

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親の自覚

    今の若者でもがんばっている人が沢山います。我々にわかるのはスポーツなどでマスコミに露出する人だけですが、実際には数え切れないくらい沢山いるに違いありません。この春フェースブックやアマゾン、ツイッターなどの創業者が日本に勢ぞろいしたそうですが、本当の目的は日本の若者のベンチャー視察のようで、日本にはIT関係で有望なベンチャーが沢山あるそうです。日本では過小評価されているといわれています。

    格差社会といわれて久しいですが、考えてみたら、こういう風にがんばっている人たちと、何の勉強もしないで、親の庇護の元、無試験で大学へ入った人たちと格差ができるのは当たり前ですよね。スポーツやベンチャーの成功者のような巨大な報酬を得なくても、不毛の受験戦争を勝ち抜いて、一流大学へ入った人たちと、無試験で大学に入り、そこで遊び狂って、就職シーズンにあわてて、つけやきばの準備をした人たちと、格差ができるのは当たり前です。このようにして出来る格差に国の仕組みが悪いと批判しても天に唾するようなものです。

    世の中には勉強の出来る子、出来ない子、好きな子、嫌いな子がいますが、これは今の始まったことではありません。勉強が好きで、才能のある人は、大して勉強しないで、良い大学へ行けるという事はあるかもしれませんが、そんな人はまれで、それ以外の人は、多かれ少なかれ、面白くない勉強に耐えなければ一流大学にはいけません。北欧のように、勉強を楽しく出来るような教育の大改革でもしてくれれば別ですが、今の頭の固い日本の政治家や役人は昔ながらのつめこみ教育から抜けられそうにもありませんから、当面、一流大学に入ろうと思えば面白くない勉強を続けるしかないのです。

    昔と変わったのは、昔は大学と名がついたら、一応の学力審査を経なければ入れなかったのですが、少子化で定員に満たない大学が出だしてから無試験入学が増えてしまいました。昔は、学力的に大学と名のつくところに入れそうにも無い子は、高校卒業で就職するとか、中学から職人に道を歩むとかしたのですが、今は学力なしで入れる大学が出来たので、そういう道を選ぶ人も少なくなりました。昔は15の春を泣かせないなどという言葉がありましたが、今は22の春になぜ大企業に正社員で採用されないのだと嘆く若者が増えてしまいました。学力のない人を大企業が正社員にするはずがないのですけどね。

    こういう事態が起きたのも、ゆとり教育に大学全入、それと母親の盲愛のなせるわざでしょう。景気低迷やグローバリゼーションは原因としてはその次ではないですか?要するに今のお母さんは本当の愛情とはないか分かっていないのですね。可愛がることが愛情ではありません。可愛がるという行為は自分を慰めているだけです。ぬいぐるみのような生命のない物体でも可愛がれるのですから、それと同じ扱いなのです。本当の愛情とはその子が幸せに生きられるようにしてあげることでしょう。その為には厳しい世間にあわせた教育を幼児からするしかありません。

   今の団塊世代から日本人は成金になってしまって、団塊世代の団塊ジュニアへの教育も甘かったでしょうが、団塊ジュニアの子供への教育はさらにあまくなってしまっています。名門の家庭はいくら金があっても子供を甘やかしたりしないはずです。大分前に読んだ日経の私の履歴書で、武田薬品の御曹司の武田さんが書いていました。「育った家は神戸のお城のような家だった。戦争直後に小学生だった自分は、毎日のように、母親に満員の買出し電車に乗せられて買出しの荷物運びをさせられた。親は大きくなるまで小遣いというものをくれた事はなかった。家には到来物が沢山合ったので、物置に忍び込んでそれを盗んでは金に代えて小遣いにしていた。大学卒業後武田薬品に入社したが、何も出来ない自分に上司からすごくいじめられた。(後で親の指示でそうされたのだと分かったが)」と書いて居られました。

アメリカの金持ちの育て方もこういうものでしょう。私がアメリカ駐在時の取引先の社長は、大きな会社の金持ちの御曹司でしたが、子供の頃小遣いをもらった事はなかったといっていました。今の、欲しいものを何でも上がる育て方とは正反対ですね。アメリカなら欲しいものがあったら働けと子供に言うだけです。物をあげるのは誕生日とクリスマスなどのエベントだけ。子供をだめにしたければ物をどんどんやれば言いといいます。

本当に家が貧しくて、親が苦労しているのを見ながら、欲しいものを手に入れたければ自分で何とかするしかない子もいます。こういう子はしっかりしてくるでしょう。余裕のある家の子でも親がしっかり育てれば大丈夫です。余裕のあるなしにかかわらず、子供第一の家庭では、子供が王様になってしまって、何でも人がしてくれるのが当然だと思って育ちます。この差が、最近の家庭でははっきりしるように思えます。将来の格差の温床です。格差解消は親の自覚を待つしかないのかもしれませんね。
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